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2強対決!秋華賞
結果から見ればローズSの再現となった秋華賞だったが、なかなか中身の濃いレースだった。

エアメサイアがゴール板手前で粘りこむラインクラフトをかわし、悲願のGⅠ制覇を遂げた。エアメサイアの母エアデジャヴーは99年牝馬クラシックで善戦するも、結局勝つことはできず、今回娘を通して7年越しでのGⅠ勝利となった。これから牝馬中距離路線に女王として君臨するのはエアメサイアとシーザリオだろう。2頭ともエアグルーヴクラスやファインモーションクラスにまでは達していないが、そう離れているところにいるわけでもなさそうだ。

ラインクラフトもいい感じでレースを進めたが最後に距離適性が出て、惜しくもかわされてしまった。守備範囲の1600mに戻れば牡馬とも互角以上の戦いができるだろう。

3着のニシノナースコールは穴人気になっていたので、とりあえず静観していたが、32秒台の末脚はダテではなかった。内をスルスル伸びてきて、結果3着。いかにもエリザベス女王杯で買いたくなるタイプだが、出走することができるのだろうか。


今年の牝馬クラシック戦線はどれも好レースで、非常に充実していたように思う。来年はどのぐらいの馬が現時点の実力を維持できているかは分からないが、このままだとすればかなり楽しみで、今年のように牡馬混合GⅠを制す馬もでてくるかもしれない。短距離組、中距離組とそれぞれ駒が揃っていることも、その充実ぶりを証明している。


さあ、来週はいよいよ菊花賞。
約20年ぶりのシンボリルドルフ以来の無敗の3冠馬となるか、ディープインパクト。
by daisuke-k-20 | 2005-10-16 18:13 | 2005クラシック戦線
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