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クラシックへの視界良好 アドマイヤムーン&アドマイヤキッス
今日はクラシックトライアルの弥生賞とチューリップ賞を振り返ってみる。

まずは皐月賞トライアルの
弥生賞

1着 アドマイヤムーン
ほとんど完璧な競馬で、ケチをつける部分はなし。
しいて言えばゴール前のヨレが気になるが、そう問題はないだろう。
フサイチリシャール、サクラメガワンダーを下したことで、
現在の3歳牡馬トップはアドマイヤムーンということになる。
共同通信杯のときはダービー向きとしたが、
中山でもうまく立ち回っていたので、皐月賞でもいいかもしれない。
そしてこれは昨年も書いているが、
弥生賞を1番人気で勝った馬がダービーに出走した場合の勝率は100%。

2着 グロリアスウィーク
グロリアスウィークは目立つ競馬をするわけでもなく、盲点になりやすい。
今回もまさにそのパターンどおり。
しかも調教でも走らないときているので、余計に手が出しづらい。
脚質を重視すれば、皐月賞で来るタイプだが、
血統的にはダービーの方が向く。
けっきょく、どちらも押さえておく必要がありそうだ。

3着 ディープエアー
難癖つけるより「鞍上のおかげ」というのが最も説得力がある。
NHKマイルカップはともかくとして、皐月賞とダービーでは苦しい。

4着 サクラメガワンダー
武豊のトライアル乗りをアンカツがやった。
一番の敗因は後ろから行きすぎてしまったこと。
これにより、3コーナーから4コーナーにかけてムダな脚を使ってしまい、
外を回すことを余儀無くされた。
しかしマクっていくときの脚はさすがで、敗戦を悲観する必要はなし。
ギリギリまで脚を溜めるタイプのようなので、
皐月賞よりはダービーに適性があるとみている。

そして、桜花賞トライアルの
チューリップ賞

1着 アドマイヤキッス
昨年9月以来の休み明けで、しかも未勝利上がり。
本当に通用するかは半信半疑だったが、結果的には強い内容だった。
ようやく主役クラスが出てきたという感じがする。
来週のフィリーズレビューを見ないと何ともいえないが、
桜花賞の最有力候補はアドマイヤキッスか。

2着 シェルズレイ
折り合いに苦労しながらも2着にきた。
1600mで折り合えないようでは、本番では苦しい。
今回は鞍上の力があってこそ。
脚質を考えても、桜花賞がギリギリだろう。

4着 テイエムプリキュア
2歳女王は3歳初戦4着。
突然の乗り替わりや直線入り口での不利を考慮すると、まあこんなものだろう。
あの走りっぷりを見ていると桜花賞よりオークスでと考えたくなるが、
かえって桜花賞の方が良いように思う。
ハイペースになって前が潰れる展開になれば台頭は十分あるはず。
サンデー軍団に立ち向かうべくがんばってほしい。
by daisuke-k-20 | 2006-03-05 22:50 | 2006クラシック戦線
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