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カネヒキリは5着、ハーツクライはなんと逃げ切り ~ドバイまとめ~
net keibaもラジオNIKKEIも、ものすごい混雑ぶり。

さて、ドバイWCをもってドバイシリーズは終了。結果をまとめてみたい。

ゴドルフィンマイル(GⅡ・ダート1600m)

1着 ユートピア

逃げ切っての圧勝らしい。マイルの4馬身差だったら、確かに圧勝といってもいい。
まずはユートピアがいいスタートを切ってくれた。


UAEダービー(GⅡ・ダート2000m)

3着 フラムドパシオン
よくがんばったと思う。
UAEダービーは将来の有望株が集うレースなだけに、
この3着がのちのち効いてくるのでは?
ケンタッキーダービーには出られないのだろうか。

7着 ガブリン

世にも珍しい、微妙な色の勝負服で東京競馬場を駆け抜けた時から、ガブリンのファン。
密かにこの馬が一番気になっていた。
日本では4歳表記だが、南半球生まれのため、
海外では3歳とカウントされ出走できたそう。
この着順は順当なところ。また日本で走る際には注目してみたい。


ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ・ダート1200m)

6着 アグネスジェダイ

これも妥当な着順だろう。健闘したとさえ言えるかもしれない。
しかし、日本馬がゴールデンシャヒーンを攻略するのはかなり難しそう。
どんな馬が合うのかイマイチわかりにくいレースだからだ。
考えられる勝利のシチュエーションとしては、
「スプリントを得意とする芝馬が、矛先変えて挑戦」だと思う。
差し、追い込み馬より逃げ、先行馬が合うような。
具体的にはオレハマッテルゼのような馬をイメージ。


ドバイシーマクラシック(GⅠ・芝2400m)

1着 ハーツクライ

まず、「逃げて圧勝」の見出しにかなりビックリ。
ドバイシリーズの中で、最もVTRを確認したいレースに。
ジャパンカップ、有馬記念、そして今回のシーマクラシックと、
ルメールはハーツクライ好騎乗3連発。よっぽど手が合っているのだろう。
ハーツクライはクラシックディスタンスで、世界のトップ3に入るのでは?
これでディープインパクトとのキングジョージ遠征が以前に増して面白くなってきた。


ドバイデューティフリー(GⅠ・芝1777m)


12着 ハットトリック15着 アサクサデンエン
マイル2騎は惨敗。
とは言っても、現地評価は低かったそうなので、
現地の人から見れば妥当な結果かもしれない。
このレースの敗因分析はかなり重要になりそう。
マイル馬を送り込むのは間違っているのかもしれない。


ドバイワールドカップ(GⅠ・ダート2000m)

5着 カネヒキリ
カネヒキリには期待をしていたが、世界の壁は厳しかった。
5着は健闘と言えるかもしれないが、
芝・ダ兼用のトゥザヴィクトリーが結果を出していること、
今回のエレクトロキューショニストのことを考えると、
前から書いているように、「勝ち」を狙うには芝もこなせる馬でないと難しいのではないか。
カネヒキリは近年でもかなり強い部類に入るダート馬だけに、
その実感はよけいに強まった。
来年はディープインパクトやハーツクライの参戦を真剣に希望。

8着 スターキングマン
スターキングマンの方が実は走るのではとも考えていたが、結果は8着。
こんなものでしょう。かしわ記念で期待してみたい。

というわけで、
ドバイシリーズでの日本馬は橋口厩舎勢のユートピアとハーツクライが勝利。
カネヒキリ、フラムドパシオン、ハットトリックらは残念だったが、
ひとまず「お疲れさま」と声をかけてあげたい。

さて、日本でも今日はGⅠ高松宮記念がある。
頭を整理したのち、予想に取り組んでみたい。
by daisuke-k-20 | 2006-03-26 02:39 | 2006古馬GⅠ戦線
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