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英雄復活 ~2006ジャパンカップ~
ジャパンカップはディープインパクトが快勝し、復活を遂げた。


ジャパンカップ


1着 ディープインパクト

レースがスローで運ぶなか、
ディープインパクトは最後方に位置し、自分のレースを進めた。
武豊は以前、スペシャルウィークがスランプに陥った際に、
「サンデーサイレンス産駒が気力を失いかけている時は、
あえて後ろでレースをして闘志を復活させる」と言っていたことがあり、
その言葉を彷彿とさせるレースだった。

スローで流れたこともありタイム、着差は広がっていないが、
上がりは33秒台で、接戦が多いジャパンカップでは完勝に入るだろう。

残りはあと1戦。有馬記念で勝てば、
シンボリルドルフ、テイエムオペラオーと並んでGⅠ7勝馬になる。

2着 ドリームパスポート

スローの流れがドリームパスポートには味方したが、あと1歩だった。
小回りも走る馬で、血統的にも、実績的も有馬記念でも問題はなさそう。
馬券的にはドリームパスポートにようやくこれまでの借りが返せた。

3着 ウィジャボード 4着 コスモバルク
ウィジャボードはドリームパスポートを追い詰めるも、及ばず。
とはいえさすがの走りで香港ヴァーズでは強敵になるだろう。

コスモバルクは積極的にレースをつくり4着。
今日は超1線級相手で少し苦しかったが、
有馬記念でも同様の積極的なレース運びをしてほしい。

5着 フサイチパンドラ 6着 メイショウサムソン

ジャパンカップは世代間の力を測るものさしレースでもある。
3歳牝馬のフサイチパンドラは5着に入り、これは頑張った部類に入るだろう。
やはり3歳牝馬のトップ勢は強く、牡馬ともじゅうぶん戦える力がある。
1頭だけでなく、役者が揃っているのも今年の3歳牝馬勢の魅力なので、
カワカミプリンセスを筆頭にこれからも期待したい。

メイショウサムソンはここ2戦不完全燃焼のレースが続いている。
秋以降馬体が緩いことと、
以前のように前に行く戦法をとっていないのが気に掛かる。
できるだけ前に行って、勝負根性を活かし粘りこむのが、
メイショウサムソンの必勝パターンなので、
有馬記念では前でレースをしてほしい。
中山の皐月賞も勝っているし、血統的も有馬記念は向くだろう。
これに懲りず、有馬記念でも印をつけたい。
by daisuke-k-20 | 2006-11-27 00:01 | 2006古馬GⅠ戦線
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