一流を分ける「壁」~2007天皇賞(秋)~
今年のメイショウサムソンは、
2000年のテイエムオペラオーと本当によく似てきましたね。

天皇賞(秋)
タイム 1:58.4
ハロンタイム 12.9 - 11.5 - 11.7 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 11.5 - 11.4 - 12.1
上り 4F 46.9 - 3F 35.0

1着 メイショウサムソン
武豊のミスのない騎乗に導かれ、メイショウサムソンが快勝。
折り合いを欠くことも、ソラを使うこともなく、
100点満点のレースができたように思う。

さらに距離が伸びるジャパンカップや有馬記念では、
アドマイヤムーンやダイワメジャーは出走せず、
外国馬と3歳馬の勝負になるが、
今のメイショウサムソンなら秋古馬GⅠ3勝は十分に可能だろう。
来年の欧州長期遠征に弾みをつけるべく、いいレースを見せてほしい。

2着 アグネスアーク 3着 カンパニー
不利を受けながらも2着、3着を確保。
この2頭はGⅡまでの馬だと思っていたので、ここまでの健闘は意外だった。
同様のパフォーマンスがこれからも発揮できれば、
マイルチャンピオンシップでもかなり期待が持てる。
今回は切ってしまったが、次は買ってみたい。

ここからは天皇賞(秋)パトロールビデオを参照しながらコメントしたい。

6着 アドマイヤムーン 9着 ダイワメジャ-
騎手の腕が目に見える形で結果に影響したのが今年の天皇賞(秋)だった。
不利を受けた人気の2頭はその影響もあり、惨敗した。
とはいえ惨敗の原因のすべてを、
不利を起こした馬の騎手に求めるのも個人的にはどうかと思う。

コスモバルクの悪癖には、
コスモバルクの出るレースに乗った騎手ならば気づいていたはずで、
今回が初めてのケースではなかったはずだ。
それならばなぜ、他の騎手はコスモバルクを避けて乗らなかったのだろう。
多くの騎手がお互いにマークし合って外を回ったのに対し、
武豊は「マークする馬もいない」と判断し、終始内で競馬をした。
現に、直線の入り口での内はガラ空きになっていて、
メイショウサムソンはそのスペースを難なく抜け出している。

おそらく武豊はコスモバルクの癖を把握し、巻き込まれることを避けたのだろう。
そして今回はこの判断が勝負を分けるポイントになってしまった。
(おそらくこの不利がなくてもメイショウサムソンは勝っただろうが)

もちろん責任の多くは不利を直接引き起こした五十嵐や柴山にあるが、
だからといって他の騎手に責任が全くないとは言えないだろう。

「負けたのは確かに不利によるところが大きいが、
それを避けられなかった自分にも責任がある」
ぐらいのことを、言ってほしかった。
他者ではなく、常に自分に責任を求めるのが、プロだと思うからだ。

残りのGⅠシリーズではフェアな騎乗で、
ジョッキー同士が戦いを見せてくれることを期待したい。
[PR]
by daisuke-k-20 | 2007-10-30 15:26 | 2007古馬GⅠ戦線
<< スーパーマリオギャラクシーやってます 3強対決!~2007天皇賞(秋)~ >>