カテゴリ:2005古馬G1戦線( 30 )
勝っても負けてもインパクト
第50回有馬記念を制したのは、ハーツクライ。
圧倒的1番人気のディープインパクトは直線追い上げるも2着惜敗。

ハーツクライは見事な作戦勝ち。
レース前のコメントには「ディープより前に行く」と橋口調教師のコメントがあったが、まさか先行策を取るとは思っていなかった。
1週目では3番手に位置し、最後の直線で前を行くコスモバルクを捕らえた。
そして、その後もディープインパクトにつかまることは無かった。
ディープインパクトを2度苦しめたアドマイヤジャパンが得意とする手を、今日のハーツクライはやってのけた。脚質の幅が広がったことは追い込み一辺倒であったハーツクライにとって大きな収穫だろう。
宝塚記念2着、ジャパンカップ日本馬最先着の2着に、今回の有馬記念優勝で最優秀4歳以上牡馬のタイトルは確実になった。
ハーツクライは来年も現役を続行する。
現役最強馬の名に恥じぬ走りを来年も期待したい。

ディープインパクトはまさかの2着。走りは普段と変わらないようだったが、スパートしてからはいつもの伸びがなかった。敗因は疲労かもしれないし、馬体重かもしれない。
しかし、それでも2着には来ている。あまり悲観することは無いだろう。
記録がかかっていただけに無念は無念だが、これも競馬。
陣営には次のステップへの糧として乗り越えてもらいたい。
くれぐれもこの敗戦で、来年の海外行きを中止することだけはやめてほしい。

引退レースだったタップダンスシチー、ゼンノロブロイは惨敗し、有終の美を飾ることはできなかったが、シンボリクリスエスが引退してから2年間の中央競馬を引っ張ってきたのはこの2頭だ。両騎は、海外へも挑戦した。その記憶は忘れることなくとどめておこう。




ディープインパクトの敗北を嘆くよりも、ハーツクライの力走を称えたい。
今回の有馬記念は、この一言に尽きる。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-25 20:42 | 2005古馬G1戦線
無敗3冠馬か歴戦の古馬か 第50回有馬記念
いよいよ、有馬記念。
菊花賞からは大分あると思っていたが、いざとなるとあっという間だった。

◎ディープインパクト
世代レベルを疑問視する声もあるが、ダービーレコードタイ、神戸新聞杯1分58秒2等、時計的な裏付けもある。ディープインパクトに世代云々を言っても仕方ないだろう。
自分から動く必要のある有馬記念は、ダービーや菊花賞よりも向いていると思う。

○デルタブルース
アルゼンチン共和国杯で復帰してから叩き3戦目。そして3連覇中のぺリエが騎乗。
最も充実している時期ではないだろうか。ペリエ本人も言っているように、デルタブルースにとっては4コーナーが最大のポイントだ。どれだけディープインパクトを離しているかが勝負の分かれ目になる。

▲スズカマンボ
今年の天皇賞・春馬も、秋は不振。とは言っても、全く走っていないわけではない。休み明けで走るタイプではなく、叩き良化型。そろそろ走ってもおかしくない。

△ゼンノロブロイ
昨年、そして今年の古馬代表格。今年は勝ち星から遠ざかっているが、今回は引退レース。有馬記念は、一度走った馬がその後も結果を出すケースが多い。大崩れはないと見ている。

△オペラシチー
タップダンスシチーではなく、こちらを選びたい。京阪杯は有馬記念とは相性の悪いレース。タップダンスシチーが02年に2着した際も、京阪杯では負けていた。有馬記念と同距離の目黒記念をレコード勝ちしている。有馬記念はこの馬にいちばん合ったGⅠだろう。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-24 21:49 | 2005古馬G1戦線
有馬記念ファン投票~ディープインパクトには入れない~
ジャパンカップの際に有馬記念ファン投票を済ませたので、今日はその話題を。

まず、基本ポリシーの確認から。

ひとつめは、「馬券を買いたい馬に入れる」
ふたつめは「ファン投票1位の馬には入れない」

毎年守っているのはこの2つで、あとは気分によって変わったりする。
それではさっそく投票した馬を順に10頭紹介。

動向をあまり考えずに書いてしまったので、放牧に出てしまった馬もいる。

コイントス
3歳時のシンボリクリスエスが勝った有馬記念3着が印象に残っているので、今回投票した。休み休み使われているので、歳のわりには消耗が少なく、重賞戦線で活躍し続けている。
次走は鳴尾記念らしいので、有馬記念出走は微妙。

ゼンノロブロイ
故障さえなければ、まず出てくるだろう。
ジャパンカップより有馬記念の方が適性はあるだろうが、
昨年並みの走りを望むのは酷か。
ところで次は誰が乗るのだろうか。コロコロ鞍上が変わるので、忘れてしまった。

ダイワメジャー
現在山元トレセン。ということで、有馬記念出走は不可能。
来年はフェブラリーSから始動するらしい。

ダンスインザモア
なぜかマイル路線に進んでいるダンスインザモア。
次は中日新聞杯を使う予定とのことで、この馬も有馬記念出走は微妙。
たぶん出ないだろう。
血統的に距離は持ちそうなので、中長距離路線にもう一度戻ってきてほしい。

ホオキパウェーブ
中山2200mでの成績がいいのに加え、ジャパンカップをパスしたので、かなりの期待を込めて投票した。今週のステイヤーズSに出走予定。
あんまり疲れが出ない程度に走ってほしい。

アイポッパー
秋はオーストラリアで走っていた。
どうやらその疲れが出たようで、現在は山元トレセンにいる。
来年の有馬記念には出てきてほしい。

オペラシチー
オペラシチーには昨年も1票入れた。
賞金が足りないので、今のところ出走は黄色信号。
きっと走ってくれると思うので、なんとか出走してほしい。
まだ投票を済ませていない方はぜひ一票を。

カンパニー
毎回、33秒台の脚を使っているにもかかわらず勝ちが遠かったが、先日の京阪杯で重賞初制覇。昨年と同じローテーションだとすれば、今年は残念ながらもう走らないはず。

スズカマンボ
密かに狙っている馬。
天皇賞(秋)、ジャパンカップをうまい具合に負けてくれたので、
有馬記念では積極的に買う予定。

デルタブルース
昨年4着馬。
今週のステイヤーズSに出走予定。アルゼンチン共和国杯、ステイヤーズSとくれば、有馬記念は叩き3戦目。この馬にはちょうど走りごろではないだろうか。
ステイヤーズSでは人気が予想されるだけに、うまくお茶を濁してほしい。


以上が投票した10頭で、今のところ出走確実なのはゼンノロブロイとスズカマンボの2頭。
これだけだとちょっとさびしいので、この中から有馬記念に出る馬が一頭でも多く出てほしい。

有馬記念ファン投票は12月5日まで。
ネットでも投票できるので、まだ済ませていない方はぜひ。
競馬ファンでなくとも、投票は可能なので、ディープインパクトで競馬を見始めた方や、よくは知らないけどちょっと興味がある、という方もチャレンジしてみてください。名前で選ぶのも一つの方法です。

第50回有馬記念ファン投票サイト
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by daisuke-k-20 | 2005-11-30 17:38 | 2005古馬G1戦線
一日おくれのジャパンカップウィーク回顧&ジャパンカップ論
今日は、先日行われたジャパンカップシリーズを振り返ってみる。

ジャパンカップダートは3頭による接戦の末、カネヒキリが制した。

勝ったカネヒキリは中段でレースをすすめ、3コーナーから4コーナーにかけて進出を開始。そのまま直線で伸びるかと思われたが、一度先頭に立ってからはなかなか後続を離すことができず、シーキングザダイヤ、スターキングマンとの三つ巴になった。

この勝ち方をどうみるかは見解が分かれるかもしれないが、個人的には決して辛勝ではないと考えている。カネヒキリは軽い走りをする一方で、追ってから伸びる馬ではない。
これからも、ギリギリで勝つか負けるかのレースを繰り返すだろう。

そして厩舎や馬主の性格から、当然ドバイワールドカップが見えてくる。
ドバイは軽いダートなので、カネヒキリには合っているだろう。
カネヒキリ同様、軽い走りをしたトゥザヴィクトリー(この馬も追って味がなかった)もドバイでは2着に健闘している。しかし、ドバイでは超一流馬がそろうのでちょっとしたスキが負けに直結する。トゥザヴィクトリーも結局は2着に終わったわけで、カネヒキリがドバイで勝負するにはプラスαが必要だ。特にパワー不足が懸念され、今のままで勝てるほど甘くはないだろう。

2着にはシーキングザダイヤ。スピードタイプだと思っていたので、ここでの好走はやや意外だった。今回この馬に教えてもらったことは、東京ダート1600mと2100mの関連の強さだ。
東京ダート1600mと2100mは結びつかないようで、意外と結びつくコースになっている。これは1600mでジャパンカップダートの前哨戦の武蔵野Sと、GⅠフェブラリーSが行われていることに遠因があるのかもしれないが、主要因は見当たらない。
とはいえ、来ていることは事実(距離が長いといわれていたサンライズバッカスも4着に来ている)なので、これからはスピードタイプ、パワータイプと考える以前に東京ダート1600mでの実績に注意してみたい。
また、今開催の東京ダートはレコードが連発されていて、スピードが問われるコースになっていた。今回のジャパンカップダートもレコード決着になっただけに、シーキングザダイヤには向いたのだろう。
シンガポールの芝2000mなんて使わずに、アメリカのダートにチャレンジしてみてほしい馬だ。


そして、こちらもレコード決着のジャパンカップ。
デットーリ騎乗のアルカセットが直線の半ばで先頭に立ち、ハーツクライの猛追をしのいで、2分22秒1のレコード勝ち。

キングカメハメハの2分23秒3を2秒近く更新し、さらに伝説の89年ジャパンカップ、ホーリックスVSオグリキャップによる馬場改修以前のレコード2分22秒2をもコンマ1秒上回った。ジャパンカップダートにはまだ、クロフネの2分5秒9のレースレコードが残っているが、こちらは正真正銘のレコード。逃げ馬がレースを引っ張り、最後まで叩き合いが続いた末のハナ差決着は89年のジャパンカップとまったく同じシチュエーションだった。

過去デットーリ騎乗でジャパンカップを勝った馬はかなりの飛躍を遂げているので、アルカセットにもかなり期待している。まず手始めに有馬記念でディープインパクトと・・・という思いはあるが。現実的には難しいだろう。「来年ディープが海外に出て、アルカセットを撃破」が最良のストーリーか。

2着にはハーツクライ。
ハイペースで速いタイムの決着になった今回はハーツクライにぴったりの舞台だったが、惜しくもハナ差届かず。どうしてもここ一番の踏ん張りに欠けてしまうイメージがある。
ここでめいっぱいのレースをしてしまったので、有馬記念への上がり目を望むのは厳しそうだ。ハーツクライは東京がどうのという理由ではなく、単に厳しいレースになると浮上するタイプなので、それを忘れずにこれからもチャレンジしてみたい。

3着に一番人気のゼンノロブロイ。直線で伸びたことは伸びたが、ゴール前では脚が止まった。昨年以上のレースはしていて、凡走ではないだろう。今日の走りを見るかぎり、有馬記念ではメイチの仕上げでないと厳しいか。
2着→3着と、リズムもあまり良くないので、積極的に買いたくはない。





ここで終わってしまっては普通のレース回顧なので、今日はもうひとひねりしてみる。

今年のジャパンカップの外国馬で、勝ったアルカセットは最も人気が高かった。ジャパンカップ2勝のデットーリの腕と、硬い馬場が向くと信頼されての人気だったのだろうが、まさにその通りのレースになった。

他の外国馬は苦戦し、実力は上位と目されていたウィジャボードは5着、バゴは8着に沈んだ。評論家や予想家の予想は、日本馬か外国馬の一方寄りの予想が目立ったが、結局は2番人気と3番人気馬で決まり、日本の競馬ファンは見る目があるなぁと思ったしだいだ。

これは、最初はよくわからない外国馬に勝たれ、その後来日したヨーロッパ強豪馬には、「馬場が合わない」というレース後のたった一言に泣かされてきた、「日本の競馬ファンのジャパンカップ史」であるのかもしれない。
そして、各陣営のコメントから判断するに、今年のジャパンカップの外国勢が最も意識したのは馬場適性といっていいだろう。単に強い馬を持ってくるのではなく、そこからさらに、日本の「特殊な」馬場に合う馬を持ってくるようになった。(これは日本も様々な点で見習うべきだろう。競走馬の遠征だけでなく、種牡馬、繁殖牝馬輸入の際にも、ぜひ気にかけてほしい。)
これからも同様の状況が続くようであれば、ジャパンカップは決して日本馬優勢とはならないだろう。

単に外国馬が圧倒的に有利→
力をつけた日本馬が地の利を活かす→
外国勢も馬場適性を考慮し、馬を選んでくる

とジャパンカップは推移してきた。ここまで来るのに25年。
早いか遅いか、今は判断できないが、ジャパンカップは新たなステップに入ったとみてもいいのではだろうか。今回の2分22秒1はそれをも象徴しているような気がする。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-29 12:19 | 2005古馬G1戦線
層の薄い日本馬VS層の厚い外国馬  ジャパンカップ

◎ゼンノロブロイ
天皇賞(秋)以降の古馬GⅠでは、天皇賞で脚を余した馬が結果を出すケースが続いている。ゼンノロブロイもその一頭だろう。天皇賞はわずかに仕掛けが遅れ2着に惜敗した。
またその天皇賞(秋)は勝ちタイムが2分台の上がり勝負だったので、疲労も残りにくいレースだったと推測できる。ジャパンカップを中心に考えれば、いい叩き台だったのかもしれない。

○バゴ
昨年の凱旋門賞馬バゴを対抗にする。バゴは早い段階でジャパンカップ参戦を決定していて、万全のローテーションで来日した。公開調教の感じも良く、結果を出せる状態にあると思う。
昨年の凱旋門賞はタイムが良く、ジャパンカップには今年の凱旋門賞よりもつながると考えている。

今回のジャパンカップは▲にしたい馬がいないので、その分△を一頭多く選んでみる。

△ハーツクライ
ハーツクライも天皇賞のスローペースに泣いた一頭。2000mよりは2400mの方が向くだろう。似たようなことを考える人が多いため、今回もあまり人気が落ちていない。

△ヘヴンリーロマンス
波乱を巻き起こした秋の天皇賞馬。やはりフロック視されているのかあまり人気がない。しかしこの馬の母父には、ジャパンカップでわりと成績のいいサドラーズウェルズがいることもあり、切るにはしのびない。

△アルカセット
最後に平凡ではあるがこの馬を。馬場適性とデットーリ・マジックに期待。


あとはジャパンカップお決まりのセン馬、キングスドラマとベタートークナウがちょっと気になる。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-26 20:32 | 2005古馬G1戦線
まずはジャパンカップダート
土曜、日曜はジャパンカップウィーク。
土曜日にジャパンカップダート、日曜日にジャパンカップが開催される。

今日はジャパンカップダート編。

◎カネヒキリ
前走の武蔵野Sでは、出遅れやスタート直後の芝コースにうまく対応できず、
2着に敗れたが、上がり3ハロンは勝ち馬のサンライズバッカスと同じタイムで走っている。
決してレース巧者ではないが、3歳ダートではこの馬がトップだろう。
東京ダート2100mは伸び伸びとレースができるので、
カネヒキリにはうってつけのコースだ。

〇タイムパラドックス
昨年のジャパンカップダート馬。
今回は武豊がカネヒキリに乗るため、ペリエが騎乗する。
堅実に走るタイプなので、入着の確率はかなり高いのではないだろうか。
コース適性も文句なく、今年も期待できる。

▲サカラート
イーグルカフェを大駆けさせたデットーリ騎乗馬。しかし、サカラート自身も今年は好調で、夏から秋にかけて3連勝している。今回は人気になったJBCの反動や、他の馬との兼ね合いで、デットーリ人気を加味しても、買いやすいオッズになるだろう。
1着か、惨敗かの極端な結果になりそう。

△サンライズバッカス
3歳ダート2強の1頭サンライズバッカスを最後にピックアップ。
距離延長が疑問だが、ジャパンカップダートは距離適性を案外問われないレースなので
ここでも来るかもしれない。

外国馬はまだちょっとよくわからないので今回は保留。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-25 12:33 | 2005古馬G1戦線
デュランダル惨敗の理由
昨日のマイルCSはぺリエ騎乗のハットトリックが1着、2着はルメール騎乗のダイワメジャー、3着にラインクラフト。デュランダルは伸び切れず、8着に敗れた。

ハットトリックは出遅れながらも、直線でよく伸びて勝利。
ここ数戦は結果が出ていなかったが、今回は得意の京都コースで本領を発揮した。

ダイワメジャーは皐月賞を彷彿とさせるレースをした。
先行して粘るかたちに持っていくのはこの馬にいちばん合った乗り方。
この戦法を活かせるのは、直線の手前に下り坂がある京都か、直線の短い中山だろう。
逆に東京は直線が長いので、ダイワメジャーには合わない。
今回は好走の理由として、「右回り」が挙げられていたが、
直線の長さなどの「コース形態」が好走の本質的な理由だと思う。
「東京で消して、中山、京都で買い」を合言葉にしておきたい。

ラインクラフトはよくがんばったといえる走りだった。
福永祐一も言っていたが、来年のヴィクトリアマイルが本当に楽しみ。
スイープトウショウもマイルをこなすので、どちらが強いか見てみたい。

デュランダル凡走の理由はまだつかみきれていないが、
キーワードとして、「ペース」と「ギアチェンジ」が頭にある。
デュランダルは道中は脚を溜めて、4コーナー付近から進出を開始し、
直線で弾けるのが基本的な勝ちパターン。

しかし、昨日はその3つともできなかった可能性がある。
まず、前半が少し速くなってしまったため、思うように脚を溜めることができなかった。
これは馬群の開きからみても明らかで、今年は過去2年のマイルCSと比べ、
縦長になっていた。これは典型的なハイペースのかたちだ。

次に、3コーナーから4コーナーでの位置取り。
今年のマイルCSに最大のポイントはここだと考えている。
上位に来るためには、ここで「ある程度」前につけている必要があった。
道中でなし崩し的に脚を使わされてしまったため、かなり前にいる馬はもちろん、
後方にいる馬も同じく脚が残っていなかったのだろう。
デュランダルはもう少し前で競馬をする必要があった。

最後に直線の伸び。
デュランダルは「伸びを欠いた」のではなく、「伸び切れなかった」のが真実だろう。
出走馬中ナンバーワンの脚を使ってはいるが、届かなかった。
ギアチェンジのタイミングを誤ったからだ。

ハットトリックはスタートで出遅れ、スピードを緩めることがなかった。
ダイワメジャーも先頭集団を突っつきながらレースを進めた。
この2頭はギアチェンジがスムーズにいったか、
もしくはギアチェンジをしなかったのだろう。

全体をある一定のペースで走りきれるかが、今年は問われたのだろう。
デュランダルは切れがある一方で、それができなかった。
先述のようにメンバー中第1位の脚を使っているのだから、「衰え」と判断するのは気が早い。
来年はこの惨敗にめげることなく、2000m路線にも参戦してほしい。

11月22日追記
デュランダルの現役引退が発表された。本文にも書いたが、まだ衰えているとは思えないだけに引退は残念。もう1年頑張ってもらいたかった。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-21 10:17 | 2005古馬G1戦線
デュランダル、ハットトリックなるか マイルCS
それにしてもハットトリックは人気してるなぁ。残した方がよかったか。

◎デュランダル
香港マイルを回避してここに照準を合わせてきた。休み明け2戦目は全戦全勝で、スローな流れでも届く脚を持っているので、不安要素はほとんどない。連は堅いだろう。

○ダイワメジャー
デュランダルの頭は堅いが、2番手以降は大混戦になりそう。基本的には前に行く馬から選んでみたい。
ダイワメジャーは天皇賞(秋)を除外されてから、目標をマイルCSに切り替えて調整してきた。今回はそれが吉と出ると読んで対抗にした。ルメールへの乗り替わりも大きくプラスに作用するのではないだろうか。
皐月賞とマイルCSの相性も良く、走るとすればここか。

▲ダンスインザムード
昨年と同じ、天皇賞(秋)経由のローテーション。もともと1600m の馬だけに、再び好走する見込みは高い。1着もあるかも。

△ローエングリン
穴はローエングリン。最近は良績を残していないが、横山典の単騎逃げを警戒して印をまわした。意外にも京都芝1600mを走るのは今回が初。

△ラインクラフト
最後に、3歳マイル女王のラインクラフト。ここ2戦は2000mを走ってきたが、今回は得意の1600m。3歳代表としてどこまで戦えるか。内枠をうまく生かせれば、2着まではある?
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by daisuke-k-20 | 2005-11-20 11:00 | 2005古馬G1戦線
01年菊花賞か?エリザベス女王杯
大逃げをうったオースミハルカをゴール寸前でスイープトウショウがかわし、GⅠ3勝目を飾った。

スイープトウショウはここ2戦の不完全燃焼を払拭する見事な脚だった。昨年は5着だったが、今年はその借りを返した。次は有馬記念だろうか。
ただ、直線が短く、急坂の中山が合うとは思えないので、無理を承知でジャパンカップに行ってほしい。400m距離が延びれば、また違った競馬ができるはず。

オースミハルカも頑張っていた。昨年と同じレースをしたが、やはりゴール前でかわされてしまった。実況ではスイープトウショウ、アドマイヤグルーヴとエアメサイアにしか目が行ってなかったようで、オースミハルカを讃えるコメントがもっとあってもよかった。頑張ってはいるが、「壁」があるのだろう。

アドマイヤグルーヴは3連覇ではなく3着だった。昨年は1強状態だったが、今年はライバルの層が厚かった。ひとまず、ここまでケガなく走ってくれたことに感謝したい。

がんばったねと声をかけてあげたいのは上記3頭とマイネサマンサ、というかルメールのみ。
それ以外の騎手はまったく勝つ気の感じられない騎乗で、評価しようとは思わない。
しかし、自分もオースミハルカに印を打てなかったので、一方的な非難はせず、展開を見抜けなかったことを猛省する。





最後にひとこと…やはりトウカイTRICKを買うべきだった。複勝400円はおいしい。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-13 18:35 | 2005古馬G1戦線
勢いか実績か エリザベス女王杯
各世代の代表馬が揃い、女王杯の名にふさわしいレースになりそう。

◎ヤマニンアラバスタ
目下3連勝中。前走の府中牝馬Sは好位から上がり33秒2で差し切っている。父ジャパンカップ馬ゴールデンフェザントに母父は上がり馬の代名詞タマモクロスの、なんとも渋い血統をもつヤマニンアラバスタ。スローの上がり勝負になるエリザベス女王杯はピッタリの舞台だろう。
スイープトウショウよりも前に位置取ることも魅力のひとつ。

ホンネは「ゴールデンフェザント産駒をGⅠで本命にしてみたい」だったりする。

○スイープトウショウ
毎日王冠と天皇賞・秋はスローペースに泣かされ差し損ねているが、地力ではスイープトウショウが1番。古馬に開放されてからのエリザベス女王杯は上がり馬より、実績馬のほうが良績を残している。本来なら迷わず本命にするが、今年に限ってはヤマニンアラバスタに印をまわしてしまったので、対抗にした。

▲レクレドール
穴狙いでレクレドール。夏のクイーンSではヘヴンリーロマンスを差し切っていて、エリザベス女王杯と相性のいいローズS馬という隠れた実績馬。1着は厳しそうだが、2着なら十分ありうる。ステイゴールドの妹。

△エアメサイア
今年の秋華賞馬で、2000mを越える距離では3歳勢の中でトップだろう。武豊は勝てば同一GⅠ5連覇らしい。

△アドマイヤグルーヴ
「上がり馬より実績馬」の教訓を活かし、アドマイヤグルーヴにも印をまわす。今年も相変わらず牡馬相手の未勝利が続いているが、衰えは感じない。心情的にエアメサイアに勝たれるよりはアドマイヤグルーヴにがんばってもらいたい。


今年の予想は、データ、展開うんぬんよりも、思い入れ重視の予想になった。
ヤマニンアラバスタ、アドマイヤグルーヴがんばれ。
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by daisuke-k-20 | 2005-11-12 11:02 | 2005古馬G1戦線