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勝っても負けてもインパクト
第50回有馬記念を制したのは、ハーツクライ。
圧倒的1番人気のディープインパクトは直線追い上げるも2着惜敗。

ハーツクライは見事な作戦勝ち。
レース前のコメントには「ディープより前に行く」と橋口調教師のコメントがあったが、まさか先行策を取るとは思っていなかった。
1週目では3番手に位置し、最後の直線で前を行くコスモバルクを捕らえた。
そして、その後もディープインパクトにつかまることは無かった。
ディープインパクトを2度苦しめたアドマイヤジャパンが得意とする手を、今日のハーツクライはやってのけた。脚質の幅が広がったことは追い込み一辺倒であったハーツクライにとって大きな収穫だろう。
宝塚記念2着、ジャパンカップ日本馬最先着の2着に、今回の有馬記念優勝で最優秀4歳以上牡馬のタイトルは確実になった。
ハーツクライは来年も現役を続行する。
現役最強馬の名に恥じぬ走りを来年も期待したい。

ディープインパクトはまさかの2着。走りは普段と変わらないようだったが、スパートしてからはいつもの伸びがなかった。敗因は疲労かもしれないし、馬体重かもしれない。
しかし、それでも2着には来ている。あまり悲観することは無いだろう。
記録がかかっていただけに無念は無念だが、これも競馬。
陣営には次のステップへの糧として乗り越えてもらいたい。
くれぐれもこの敗戦で、来年の海外行きを中止することだけはやめてほしい。

引退レースだったタップダンスシチー、ゼンノロブロイは惨敗し、有終の美を飾ることはできなかったが、シンボリクリスエスが引退してから2年間の中央競馬を引っ張ってきたのはこの2頭だ。両騎は、海外へも挑戦した。その記憶は忘れることなくとどめておこう。




ディープインパクトの敗北を嘆くよりも、ハーツクライの力走を称えたい。
今回の有馬記念は、この一言に尽きる。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-25 20:42 | 2005古馬G1戦線
無敗3冠馬か歴戦の古馬か 第50回有馬記念
いよいよ、有馬記念。
菊花賞からは大分あると思っていたが、いざとなるとあっという間だった。

◎ディープインパクト
世代レベルを疑問視する声もあるが、ダービーレコードタイ、神戸新聞杯1分58秒2等、時計的な裏付けもある。ディープインパクトに世代云々を言っても仕方ないだろう。
自分から動く必要のある有馬記念は、ダービーや菊花賞よりも向いていると思う。

○デルタブルース
アルゼンチン共和国杯で復帰してから叩き3戦目。そして3連覇中のぺリエが騎乗。
最も充実している時期ではないだろうか。ペリエ本人も言っているように、デルタブルースにとっては4コーナーが最大のポイントだ。どれだけディープインパクトを離しているかが勝負の分かれ目になる。

▲スズカマンボ
今年の天皇賞・春馬も、秋は不振。とは言っても、全く走っていないわけではない。休み明けで走るタイプではなく、叩き良化型。そろそろ走ってもおかしくない。

△ゼンノロブロイ
昨年、そして今年の古馬代表格。今年は勝ち星から遠ざかっているが、今回は引退レース。有馬記念は、一度走った馬がその後も結果を出すケースが多い。大崩れはないと見ている。

△オペラシチー
タップダンスシチーではなく、こちらを選びたい。京阪杯は有馬記念とは相性の悪いレース。タップダンスシチーが02年に2着した際も、京阪杯では負けていた。有馬記念と同距離の目黒記念をレコード勝ちしている。有馬記念はこの馬にいちばん合ったGⅠだろう。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-24 21:49 | 2005古馬G1戦線
おつかれさま、アドマイヤグルーヴ 阪神牝馬S
先日の阪神牝馬Sは、アドマイヤグルーヴが有終の美を飾った。

引退する馬のレース回顧をしても・・・という気はするが、いちおう。

武豊は前をマークし、ラインクラフトが持たないとわかると早々と進出を開始。
そのまま前を一気にとらえ、マイネサマンサとレクレドールの追撃をしのいだ。
きのうの走りを見る限り、アドマイヤグルーヴは牡馬相手の中距離GⅠ路線に乗るよりも、マイル路線に乗っかってった方がいい結果が出たのではという気がする。

さて、圧倒的人気で4着に敗れたラインクラフトは、レース中ずっと力が入っていたように見えた。息の抜きどころがなかったのではないか。
それではさすがのラインクラフトと言えども持たないだろう。
逃げ馬の2番手につけて、抜け出すのが勝ちパターンだっただけに、
きのうは自分の競馬が出来なかった。連戦の疲れもあったのだろう。

前述したように、ここ数年の牝馬路線を引っ張ってきたアドマイヤグルーヴはこのレースを最後に引退。ダイナカール、エアグルーヴと日本を代表する名牝系のラインを継ぐアドマイヤグルーヴはこれからどんな子を出すのだろうか。ひとまずは「お疲れさま」の言葉をかけてあげたい。



さあ来週は有馬記念。無敗の3冠馬ディープインパクトが登場する。
最初で最後の古馬チャンピオン勢との直接対決の結果はいかに。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-19 12:50 | 競馬
「逃亡者 木島丈一郎」をみて
「逃亡者 木島丈一郎」は踊る大捜査線シリーズの「交渉人 真下正義」の外伝的作品で、TTR爆破事件の2ヶ月前に起こった台東署裏金事件をめぐる警察内部の攻防を描いている。

主役はもちろん、「カンだよ、カン」の木島刑事。
裏金事件の証拠を持つ子供と共に、北へ逃げ続ける。

もともとは「交渉人」のスピンオフ企画ということもあってか、劇中にはリンクが張り巡らされている。そのものズバリの「クモ」から、シリーズおなじみのカエル急便、
そして、「交渉人」のラストで犯人と共に(?)爆発した黒いワンボックスカーも登場する。それ以外にも、爆発物処理班が裏口から入ってきたりと、「交渉人」を見ている人にとってはニヤっとするようなシーンが多かった。

今回の「逃亡者」は、「夜行列車」や最後の場面での「廃工場」など、踊る大捜査線がアンチテーゼとし続けてきた刑事ドラマの定番が数多く登場し、今までのスピンオフ企画の中では、最も「踊る」らしくない作品だ。
夏に公開された「容疑者 室井慎次」はいつもの「踊る」手法を外すことに特徴があったが、「逃亡者」はアンチテーゼにあえて向かっていったところが特徴だろう。

しかし、警察内部の腐敗、対立というテーマは「踊る」の原点ともいえ、核となるポイントはきっちり押さえていた。

これで、スピンオフ企画は通算3作目。
そろそろ「踊る大捜査線3」が見たくなってくる。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-13 12:18 | ドラマ
来年のクラシック直行便? 朝日杯FS&香港国際競走
きのう行われた朝日杯フューチュリティSはフサイチリシャールが粘りきって勝利。
父クロフネは初年度産駒からGⅠ馬を送り出した。

スーパー競馬解説陣がさかんに言っていたように、レースはスロー。
フサイチリシャールには展開も味方し、4コーナー先頭の仕掛けが早い競馬ながらも、
追うスーパーホーネットを退けた。
逃げない競馬も出来ると陣営は言っていたが、今回の走りを見る限り、「差す」競馬はできなさそうだ。スピードを活かして前につける、ストーミーカフェタイプだろうか。
この勝利でフサイチリシャールは完全にクラシック路線に乗った。
松田国厩舎だけに、ケガは怖いが、順調に行けば皐月賞は勝てそうだ。

2着は内田博鞍上のスーパーホーネット。ゴール前ではフサイチリシャールに肉薄したが、惜しくも敗れた。東京で33秒台の脚を繰り出していたように、実績馬ではあったが、今回は人気の盲点だった。距離延長はあまりよくない気がするが、こればかりは見てみないとわからない。
要注目の1頭だ。

3着にジャリスコライト。この馬の走りには少しばかりガッカリした。ショウナンタキオンのように後ろに位置していたわけでもなく、これといった敗因が見当たらない。
デザーモのコメントによれば、ずっとカリカリして走っていたということだが、
そんな素振りはここ2戦では見せていなかった。競馬に慣れてきたことで、新たな問題が発生しているのかも知れない。
実は「弱い」という可能性もあるが、もうしばらくは見捨てずに観察を続けていきたい。
藤沢厩舎だから、次走は青葉賞?

ショウナンタキオンはフサイチリシャールとは対照的に、スローに涙をのんだ。
もう少しペースが速くなれば巻き返しは十分ありそうだ。
皐月賞よりはダービー向きのタイプだろう。


さて、同日に行われた香港国際競走ではマイルでハットトリックが勝利し、ヴァーズでシックスセンスが2着に健闘した。最近は結果が出ていなかっただけに、ひと安心。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-12 15:01
3強対決! 朝日杯フューチュリティS
今日は中山でフサイチジャンクVSフェラーリワンの対決もあり、POG党は見逃せない週にないりそうだ。


◎ジャリスコライト
ここまで2連勝中で、しかもその内容が濃く、2戦とも33秒台の脚で差しきっている。特に前走のいちょうSでは前が詰まる不利を数度受けながらも、楽勝した。
昨年のディープインパクトとまではいかないが、スケールの大きさを感じている。

○ショウナンタキオン
新潟2歳Sを圧勝してから、休養に入り、今日は休み明けでのレースになった。そのため評価を下げたが、決して弱い馬ではないだろう。
朝日杯での田中勝というと、サクラプレジデントが思い浮かぶ。あの時は大きく出遅れながらも慌てず内に入れ、2着を確保した。ショウナンタキオンも出遅れ癖がある。もし出遅れたとしても、うまく乗ってくれそうな気がする。

▲ディープエアー
朝日杯と相性のいい札幌2歳Sの2着馬。3強に一矢報いるとすればこの馬ではないだろうか。

△フサイチリシャール
東スポ杯の後は休養かとも思ったが、そこは松田国厩舎。使えるときにはまとめて使ってきた。中山のマイルを逃げ切ることは大変難しいので、フサイチリシャールは△まで評価を落とした。逃げずに控えるという話もあるが、確実なものではなく、信用はできない。
走りっぷりからして1600mは短い気がするが、どうだろうか。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-11 12:06 | 2006クラシック戦線
テイエムプリキュアの評価が難しい
何が来ても驚かないぞとレース前は誓っていたが、いざ終わってみたら、少しびっくりしてしまった。
その阪神ジュべナイルフィリーズを制したのはパラダイスクリーク産駒の人気薄テイエムプリキュア。

予想以上に馬場が悪化し、良の発表だったが時計は1分37秒台。パワーのいる馬場になっていたことが容易に想像できる。
2歳戦+パワー馬場と、パラダイスクリークが来る条件は揃っていたが、今までのパラダイスクリーク産駒はGⅠではことごとく玉砕していたため、テイエムプリキュアも深く考えることなく軽視してしまった。

本当に強いのかもしれないが、現時点では限られた条件で活躍する馬だと考えている。

2着はシークレットコード。新馬勝ちで即通用したので、力はあると見ていいだろう。父のフサイチペガサスが、まだどういう特性がある種牡馬かはわかっていないが、血統から早熟で短距離というイメージがある。なんとなく桜花賞までという気はするが、しばらくは観察を続けてみたい。

3着にフサイチパンドラ。出走馬中、もっとも春に向けて上がり目がありそうなのがフサイチパンドラではないだろうか。馬場もさほど問題がないようだし、マイルにも対応できそうだ。
切れる脚はなさそうだが、自分から動いていけるのは強みになり、春も期待できる。

アルーリングボイスは差し損ねどころか、全く伸びず惨敗した。4コーナーで早くも脚がなかったようで、馬群を割ることができず、しぶしぶ外をまわしていた。もう一度良馬場での走りをみてみたいが、今回見せ場がひとつもなかったので、もう終わりという感もある。桜花賞トライアルが試金石だ。

結論としては、フサイチパンドラ、シークレットコードに注目しておけばいいという気がする。
これから、まだまだ強い牝馬は出てくるだろう。桜はまだ見えず。

来週は牡馬2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティS。今年はかなりの馬が揃っているので、たんぱ杯ではなく、こちらが名実ともにチャンピオン決定戦となりそうだ。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-05 15:05 | 2006クラシック戦線
実績馬か素質馬か  阪神ジュべナイルフィリーズ
もう2歳GⅠの季節…。
4日は2歳女王決定戦、阪神ジュべナイルフィリーズ。

◎ブラックチーター
前走のファンタジーSでは11着と惨敗しているが、上がり3ハロンはメンバー中3位の34秒4。出遅れで流れに乗れなかったのが敗因で、決して力がないわけではないだろう。
福永祐一からアンカツへの乗り替わりもプラス。思い切って狙ってみたい。

○コスモミール
馬場が悪かった新潟2歳Sでの好走と、重そうな血統を考慮しての2番手評価。
1600m以上の距離経験が少ない馬の中で、1600mを一度走っているのは大きい。

▲フサイチパンドラ
現在2番人気のフサイチパンドラは▲。あの圧勝を見れば、1勝馬ながらの1番人気は納得。メンバー中最長の1800mを経験しているのも買い材料になる。
ただ、決して強い馬が勝つわけでもないのが、このレースの特徴でもある。
よって圧勝も覚悟しての3番手評価とした。

△グレイスティアラ
コスモミールと同じく新潟2歳Sでの好走と、さらにダート実績を考慮した。
フジキセキということで、なんとなく3着のにおいがする。

△アルーリングボイス
実績ではダントツな現在1番人気馬。
今回もファンタジーSのように、武豊は後ろから行くのだろう。
どうも飛びそうな気配があるので押さえまで。
差し損ねの3着~5着が妥当なところだろうか。

あとはアイスドールが気になる。8枠にさえ入らなければ…。
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by daisuke-k-20 | 2005-12-03 17:54 | 2006クラシック戦線