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ペースを作れる馬が勝つ~2006天皇賞(秋)~
天皇賞はダイワメジャーが2年ぶりのGⅠ勝利。2着には横山典のスウィフトカレント。

天皇賞(秋)

1着 ダイワメジャー
速くもなく遅くもない、緩みのないペースがダイワメジャーにはうってつけだった。
今日と同じように流れた毎日王冠のリプレイとなり、直線で良く伸びた。
アンカツはダイワメジャーをすっかり手の内に入れたようで、
これからは名コンビになるかもしれない。
さすがにジャパンカップは厳しいだろうが、
今回のような澱みないペースで流れるマイルCSでは有力候補になる。
あとはジャパンカップダートに出走しても勝負になりそうな気がする。
デビュー後数戦はダートを走っていた馬だし、
今年のJCダートはこれといって抜けた馬がいない。
まず出ることはないだろうが、陣営には勝手にオススメしてみたい。

2着 スウィフトカレント

ダイワメジャーが来る流れならスウィフトカレントが来てもおかしくはない。
小倉記念でもやはり厳しいペースの中を差して来た。
流れに乗れなかったオールカマーとは対照的に、今回はペースが味方した。
サマーシリーズ覇者から天皇賞(秋)連対馬が出たので、
このシリーズの意義はあったのかもしれない。

3着 アドマイヤムーン
ゴール前で良い脚を見せていたが、及ばず3着。
この馬もジャパンカップよりはマイルCS組だろう。本番でも有力候補。

4着 コスモバルク 5着 スイープトウショウ 6着 ダンスインザムード
上位馬と対照的に、ペースに泣いた。
この3頭はスローかハイにならないと、実力が発揮できない。
緩みのないペースになってしまうと、脚を溜められず不完全燃焼になってしまう。


今回の天皇賞(秋)はスローになると読んでいたので、3着馬~6着馬を重視し、
ダイワメジャーはほとんど眼中になかった。
実際は緩まない平均ペースになったので、結果が逆になってしまったのだろう。
予想のアプローチ方法は間違っていなかったと思うが、
実際に当たらなければ意味がない。

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by daisuke-k-20 | 2006-10-30 21:56 | 2006古馬GⅠ戦線
牝馬が走る! ~2006天皇賞(秋)
どうもスローになりそうな天皇賞(秋)
ここ2年も瞬発力に勝ると言われる牝馬が好走している。

05年:1着へヴンリーロマンス 3着:ダンスインザムード
04年:2着ダンスインザムード 3着:アドマイヤグルーヴ

02年はテイエムオーシャンがコケたが、
あの年は中山開催で、展開も速かった。
03年は牝馬の参戦が無く、01年~98年もGⅠ勝ち牝馬の参戦が無い。
(ちなみに99年には3歳時のスティンガー、00年にはトーワノラビアが出走)
そして、トドメに97年のエアグルーヴ(これはもちろん別格だが)

ということで、実績のある牝馬は来ているケースが圧倒的に多いので、
今年はそれに乗っかって素直に牝馬で本命、対抗を揃えてみました。

◎ダンスインザムード
スイープトウショウと迷ったが、スローペースになりそうなので、
ダンスインザムードが本命。
天皇賞(秋)は04年2着、05年3着と好走しているし、
今年もヴィクトリアマイルを勝つなど、充実している。

〇スイープトウショウ
展開を考慮して、スイープトウショウが対抗。
昨年は馬場入りでのアクシデントもあり、
実力を出し切れなかった。
前走は超スローペースの京都大賞典で差し切り勝ちを収め、
あの末脚が健在であることも証明された。
昨年よりは前に位置して直線勝負に持ち込めば、追い込みも決まりそう。

▲アドマイヤムーン
過去の3歳天皇賞(秋)勝ち馬に比べると、
実績面で見劣りするのは確かなので、本命ではなくこの位置においた。
ただ、2000mはベストの距離だと思うので、力走を期待したい。

△コスモバルク
現役最後のチャンスが巡ってきた。
意外にも天皇賞(秋)は初参戦。
最近は差す競馬をしているが、
スローペースになりそうな今回は積極的に前に行ってもおもしろそう。

△スウィフトカレント
鞍上を警戒しての△。
さすがに勝てるとまでは考えていないが、
後ろから突っ込んできての2着ならあってもおかしくはない。

△アサクサデンエン
毎日王冠ではふがいない負け方をしたが、
最近の毎日王冠は本番と結びつかないレースになってしまった。
安田記念とのつながりは残っているので、こちらを重視したい。
鞍上から考えると、内枠もプラスだろう。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-28 23:56 | 2006古馬GⅠ戦線
コンドルは風に乗って ~2006菊花賞~
まさかというべきか、やはりというべきか、一筋縄ではいかなかった今年の菊花賞。
エルコンドルパサー産駒のソングオブウインドがレコードで見事、最後の1冠を手にした。

菊花賞

1着 ソングオブウインド
アドマイヤメインが作り出すハイペースを避けるかたちで、道中は後方待機。
直線で脚を伸ばし、ドリームパスポートを差し切った。
神戸新聞杯で前で粘る走りをしていたのは、
この馬とメイショウサムソンだけだったので、注目はしていたが、
今回はその遥か上を行っていた。
父エルコンドルパサーはヨーロッパ系のタフな競馬が得意な種牡馬だし、
サンデー×(キングマンボ)のスズカマンボが、
やはり速いタイムで天皇賞(春)を勝っているので、
データを組み合わせれば、ソングオブウインドの台頭を導き出すことはできた。
これからの走りに注目が集まるが、とりあえずもう少し様子を見たい。

2着 ドリームパスポート
ドリームパスポートは惜しい2着。
距離不適と思っていただけに、こちらの力走にはやや驚いた。
完璧にレースを進めていたが、決め手の差がそのまま着差になってしまった。
本質はやはり中距離馬なのだろう。
来年の宝塚記念や天皇賞(秋)では楽しみな存在になりそうだ。
これからはちゃんと毎回ヒモに買おうと、菊花賞を見て決心。

3着 アドマイヤメイン
ローエングリンの菊花賞を彷彿とさせる逃げで、
レースに緊張感を持ち込み、レベルの高いレースの立役者になった。
ただ、勝つにはちょっと飛ばし過ぎた感はある。
もう少し序盤で押さえれば、もっと見せ場はあったように思う。
とはいえ、正々堂々とした立派な逃げだったと思う。
この馬もこれから、2000m~2400mでは怖い存在になるだろう。

4着 メイショウサムソン

3冠ならず。直線でもっと伸びるかに見えたが、
追い出してからが案外だった。
血統的に距離不適とは思えないし、
一概に速いタイムに適応できなかったわけでもないだろう。
(神戸新聞杯で1分58秒台をマークしている)
となれば考えられる敗因はペースチェンジに適応できなかったこと。
勝ったソングオブウインドや2着のドリームパスポートが、
アドマイヤメインのペースにうまく「乗っかった」のに対し、
メイショウサムソンはアドマイヤメインの作り出すペースに乗ってしまい、
自分の競馬ができなかった。
ペースが落ち着いたときに果敢に攻め、
アドマイヤメインを走らせれば、
勝てずとも、もう少し上の着順があったかもしれない。

この後のローテーションは発表されていないが、
個人的にはジャパンカップを希望。
ディープインパクト、ハーツクライに
タイプの違うメイショウサムソンがどれだけの走りを見せられるかに期待したい。

来週は東京で天皇賞(秋)。
渦中のディープインパクトが(予定通りの)出走回避で、再び混戦ムード。
中央G1初勝利を目指すコスモバルクに、牝馬V4を狙うダンスインザムード、
3歳馬のアドマイヤムーンと、(意外にも?)メンバーは揃っている。
人気も割れそうなので、春とは打って変わって馬券的にも面白い天皇賞になりそうだ。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-24 23:52 | 2006クラシック戦線
2年連続3冠馬誕生へ ~2006菊花賞~
いよいよ今年のクラシック戦線も最終戦。
2年連続3冠馬誕生に期待がかかる。

◎メイショウサムソン

メイショウサムソンに敵はいないとまでは言えないが、
血統面、実績面では不安要素はない。
前走で掛かっていたのが気がかりだが、
今回はアドマイヤメインの後ろについて行けば問題ないだろう。

〇アクシオン

夏の上がり馬。
例年レベルが高い、北海道組からの菊花賞参戦になる。
3月デビューから、ダートを中心に使われてきたが、
北海道開幕と共に、芝路線へ転向し結果を出している。
また、母父ディキシーランドバンドは04年の菊花賞馬デルタブルースと同じでもある。

▲マルカシェンク

距離が合わない可能性は大きいが、
どの馬も距離が合わない年の場合、距離適性は関係が無くなる。
(00年のエアシャカールなど)
出走馬中では最も鋭い脚を使えるだけに、
あっさりとメイショウサムソンを交わしてしまうかもしれない。

△ソングオブウインド
神戸新聞杯組からもう一頭は、ドリームパスポートではなく、ソングオブウインド。
前で粘っていたのが、印象に残っている。最後の一踏ん張りに期待したい。

△アドマイヤメイン
最後にアドマイヤメイン。
昨年のアドマイヤジャパンと似た前残りのイメージで。

個人的に今年の菊花賞はドリームパスポートとの戦いでもある。
皐月賞、ダービーでは共に無印で、今回も結果として無印になった。
フジキセキ×(トニービン)のドリームパスポートが、
京都3000mで走ってしまうのか、予想通り沈むのか、
はたまたメイショウサムソンを負かしてしまうのか。
横山典だけにどんな戦法で来てもおかしくはない。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-22 10:32 | 2006クラシック戦線
ディープインパクトから禁止薬物 凱旋門賞失格のおそれ
JRAは19日、1日の凱旋門賞(仏G1)で3着に敗れたディープインパクト
(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)の理化学検査で、
馬体から禁止薬物(イプラトロピウム)が検出されたと発表した。
フランスの競馬統括機関・フランスギャロから報告を受けたという。

JRAによると、同薬物はJRAでは禁止対象になっておらず、
今後は関係者による事情聴取が行われるほか、
フランスギャロからの処分を待つという。
場合によっては、凱旋門賞の成績が取り消される可能性もある。(netkeibaより)



とのこと。
事実関係がわからないので、まだ何ともいえないが、
もし事実ならばという仮定に立てば、処分が科されることは確実になる。
今年のドバイワールドカップでは2着馬から薬物が検出され、失格となった。

良くて降着、最悪失格というのが、現時点で読み切れる限界だろう。

調教師をはじめとするスタッフは懸命に努力していたので、
あまり責める気にはなれないが、それでも「どうして防げなかったのか」
という思いは捨てきれない。

ディープインパクトは競馬を知らない人に競馬を教えてくれる、
数少ない存在であったが、これも裏目に出てしまうだろう。
ただでさえ、競馬はダーティーなイメージがあり(実際にそうだが・・・)
過失だったとしても、イメージダウンは免れない。

今回のように凱旋門賞で勝負になる馬はこれからも出てくると思うので、
その馬のためにも、
万全でいながら負けたという事実も含め、
今回の失敗を共有し、次回挑戦の際に活かしてもらいたい。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-19 23:36 | 週間競馬ニュース
高レベルの牝馬3冠最終戦 ~秋華賞~
秋華賞はほぼイメージしていたとおりの展開と決着。
ただ、肝心の選ぶ馬を間違えた・・・。

秋華賞


1着 カワカミプリンセス
休み明けも何のそので快勝した。
馬自体が強いのが最大の勝因だが、
3コーナーから追い始め、4コーナーではステッキを入れる、
これぞキングヘイローという乗り方も文句無しで、ハイペースもこの馬にピッタリだった。
オークス、秋華賞とは違った、スローの瞬発力勝負になりやすいエリザベス女王杯で、
真価が試される。もしそこでも勝ってしまうようなら、相当な名牝だろう。

2着 アサヒライジング
オークスと同じような走りをして、オークスと同じような結果になった。
自分でペースが作れる2000m~2400mあたりが
アサヒライジングの守備範囲だろう。
この馬もカワカミプリンセスという相手に恵まれていなかっただけで、かなりの実力馬。

3着 フサイチパンドラ
だんだん、フサイチパンドラの能力が掴めてきた。
ポテンシャルでは3歳牝馬でトップとも言われてきたが、
実力的にはこの辺りなのだろう。とはいえ、この馬もやっぱり強いと思う。
血統的にダートは向くはずなので、あとはダート参戦を期待したい。

今年の秋華賞は名勝負だった。
ハイペースになったため必然的にレベルの高い戦いで、
生半可な実力馬では勝てないレースになった。
久々にワクワクするGⅠが見られた満足感がある。

来週は菊花賞。2年連続3冠馬誕生に期待がかかる。
現時点ではメイショウサムソンで仕方ない気がするが、
何かほかの馬にやられそうな気配も・・・。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-16 16:15 | 2006クラシック戦線
秋華賞は、そこそこ流れが速くなっての直線勝負というイメージ
秋華賞には、そこそこ流れが速くなっての直線勝負というイメージがある。
よって、速い上がりを持つ必要は必ずしもないが、
決め脚を持っている馬が強いレースということになる。

秋華賞

◎カワカミプリンセス
ということで本命はオークス馬カワカミプリンセス。
休み明けは確かに気になるが前で粘る馬ではないので、
末が甘くなることは考えにくい。
さほど影響はないとして、本命にした。
オークスと同じようにレースをすれば勝てるのではないだろうか。

〇フサイチパンドラ
ようやく走りが安定してきた感のあるフサイチパンドラが対抗。
秋華賞は1着が追い込み馬で、2着が先行馬というパターンが多いので、
(昨年のエアメサイア-ラインクラフトがいい例)
今年の先行馬で最も能力があり、本番でも通用しそうなフサイチパンドラを選んでみた。
ローズSやオークスのようにハイペースの中で先行集団につける、
消耗戦に持ち込めれば、連対する可能性はあるはず。

▲アドマイヤキッス
なんとなくトライアルホースの雰囲気がするので、本命にはできなかった。
ただ、実力ではもちろん上位なので、本番でも走ってくるだろう。
1着か3着というイメージ。

△ソリッドプラチナム
古馬相手に京都2000m重賞で結果を出している貴重な存在なので、
買わないわけにはいかない。
血統的にも消耗戦に強そうで、前の馬がバテたところでグイっと差してきそう。
人気もさほどないし、期待の穴馬。

△ニシノフジムスメ
昨年のニシノナースコールとイメージがダブる。
レースが決まった後に、飛んできて3着という感じ。
さすがに勝ちきるのは難しそうだが、入着はある。
3連単の3着に入れておきたい1頭。

あと一頭選ぶとすれば、ブルーメンブラッド
秋華賞で来る穴馬の一つのパターンは、条件戦勝ち馬。
今年それに該当するのは、トシザサンサンとブルーメンブラッド。
このうちどちらかを選べと言われたら、
春にも芝で結果を出していたブルーメンブラッドの方だろう。
オークスの上がりで出走馬中2位という隠れた実力馬でもある。

最近の秋華賞は上位2頭~3頭が抜けていることが多かったが、
今年は上位が拮抗していて、いろんな切り口から予想が出来る
おもしろいレースになったと思う。
中身の方も、見応えがあるレベルの高いレースを期待したい。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-15 10:37 | 2006クラシック戦線
チャレンジ・ザ・ディープか? 天皇賞への道筋
天皇賞に登録してみたり、引退を表明してみたりと、
ここ数日はディープインパクトに振り回されっぱなしの状況。
引退関連のニュースについては、感慨はないものの、
「競走馬の引退を表明すること」がニュースになったのは、
自分が競馬を観てきて初めての出来事なので、
世間の取り扱いの大きさに改めて驚いている。


とディープインパクトについてはここまでにして、
本題の先日行われた天皇賞の前哨戦、
毎日王冠と京都大賞典の振り返りをしてみたい。

毎日王冠


1着 ダイワメジャー
苦手と言われていた東京コースでようやく初勝利。
柏木さんは「東京が苦手なのは左回りだからと思われている」
という趣旨の発言をしていたが、それも違うと思う。
直線が長かったり、仕掛けどころが難しい東京コースの形態が、
末脚持続型のダイワメジャーには合わなかったのだと思う。
今回は、馬自身の能力もあるが、
持続力が問われる芝1800mだったので結果が出たのだろう。

そして、毎日王冠が天皇賞(秋)に直結しないのはよく知られている。
芝2000mと芝1800mで求められる能力が異なるからだ。
ダイワメジャーも、瞬発力が試される芝2000mでは苦しいのではというのが、
現時点での評価。
本番では△ぐらいの印を考えている。

2着 ダンスインザムード

反面、天皇賞(秋)に向けて評価を上げたいのはダンスインザムード。
今回は惨敗もあるかと思っていたが、一瞬の切れ味は見せたし、
その後も良く粘った方だと思う。
1800mでこれだけ走れれば、2000mではさらなる上昇が期待できると考えている。
過去2年とも好走しているレースでもあり、今回は◎まで視野に入れたい。

京都大賞典

1着 スイープトウショウ
京都大賞典で触れるのはこの馬だけでいいだろう。
あとの馬は天皇賞(秋)というより、
アルゼンチン共和国杯やステイヤーズSがお似合いの馬ばかり。

休み明けながら気性の悪さも見せず、追い出しもギリギリまで我慢して差し切るという
堂々とした競馬で快勝した。
天皇賞(秋)よりもジャパンカップの方が向いているとは思うが、
天皇賞でも結果は出せるだろう。
昨年は本馬場入場に手間取るアクシデントがありながら、4着だった。
この馬はペース次第だが、昨年以上の着順はじゅうぶんにあるだろう。

あとは、ディープインパクト次第。
ディープが出走することで、レース展望はガラっと変わってしまう。

シナリオ的、興行的に、ジャパンカップで、

天皇賞(秋)馬VS三冠馬(?)メイショウサムソンVSハーツクライVSディープインパクトVS外国馬

という夢の対決が実現すると面白いと思っているし、チャンスを拡げるという意味でも、
今回はディープインパクトに遠慮してもらいたい気持ちの方が高い。

ただ、参戦するとなれば「それはそれ」なので、
その時は、また一から天皇賞(秋)を考える次第。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-11 23:36 | 2006古馬GⅠ戦線
休み明けGⅠ馬か、叩き上げローカル馬か~毎日王冠、京都大賞典~
今週は天皇賞(秋)のトライアルが2レース。
メンバーが小粒な今年は、トライアルでの走りが、
本番の人気へ大きく作用するであろうだけに重要な1戦になる。

毎日王冠


◎カンパニー

1800m実績があるカンパニーが本命。
毎日王冠で好績は残していないが、やたらと上がりが速い年のものなので、
例外にできると判断した。(カンパニー自身も32秒台の脚は使っている)
そのほかにも、33秒台の脚を使ったことは何度かあり、
速い上がりを使えること自体は、開幕週の東京では有利になる。
本番になるとちょっと足りない気がするので、逆にここで狙ってみたい。

〇アサクサデンエン
こちらも実績上位馬。
海外を挟んでいるので、戦績の見栄えはあまり良くないが、
安田記念に連続連対しているなど、東京コースの走りは健在。
1800mは少し長いかもしれないが、
2000mもこなしているので、何とかクリアできるだろう。

▲テレグノシス
東京と言えば、テレグノシス。
今年は関屋記念を挟んでいるが、
毎日王冠は関屋記念組も強い。
前に一回使ったことが、プラスにはたらくことも考えられる。

△マルカシェンク
3歳馬からはマルカシェンク。
2度の骨折で順調さを欠いているが、
骨折明けのダービー4着のように、力では3歳馬トップクラス。
55キロの今回は、ココでお手並み拝見。

△ダイワバンディット
こちらも関屋記念好走組。
天皇賞で来ることは考えられないので、ここであえて狙ってみる。
先行しての前残りに期待。


京都大賞典

◎スイープトウショウ
出走馬中唯一のGⅠ馬、スイープトウショウが本命。
実績から考えれば、このメンバーの中では抜けている。
休み明けも不安視されるが、それはみんな同じ。
勝てずとも余力のある競馬で次につなげてほしい。

〇ファストタテヤマ
京都大賞典はステイヤーが強い。
ファストタテヤマにはもってこいのレースだろう。
事実、昨年の京都大賞典は6番人気3着。
京都コースも得意なので、かなり走ってくれるものと期待している。

▲トウショウナイト
一時、上昇気流に乗り損ねていたが、ここに来て再度浮上してきた。
トウショウナイトもステイヤーで、東京芝2000mが合うとは思えない。
好走するならココだろう。

△アイポッパー
京都芝2400m100%馬。
以外にも京都大賞典初参戦。
京都大賞典とつながる阪神大賞典でも走っているので、
おそらく上位に入ってくる。
メンバー的にも、通用して当然だろう。

△インティライミ
正直、苦しいのではとも思うが、
ここは負けられない1戦なので。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-08 10:29 | 2006古馬GⅠ戦線
凱旋門は遠かった 凱旋門賞現地レポート2
現地で見たからといって、特別な何かがあるわけではないのですが、
今回は前回省略した凱旋門賞のレース回顧を行います。

凱旋門賞

1着 レイルリンク 2着プライド

古馬と比較して劣るのでは?と言われていた3歳馬が結局勝利。
道中は後方に位置し、最後は粘ろうとするディープインパクトを交わした。
プライドもやはり後方に位置し、直線だけの競馬で2着。
一悶着あったタイムもなかなか優秀で、戦前言われていたように、
今年は例年以上にレベルの高い凱旋門賞になったように思う。
また、斤量の軽い2頭が来たわけで、やはり凱旋門賞は3歳馬に有利なレースなのかなと感じた。

日本競馬への適性がありそうなのは、プライドの方だろう。
父パントルセレブルはあまり日本で走っていないので、日本競馬に合うとは限らないが、
走りや戦績を見る限りでは、凱旋門賞出走馬中、
ディープインパクトの次に日本で走れそうな気がする。
エリザベス女王杯かジャパンカップに来てくれると、かなりレースが面白くなるので、
来日を期待したい。

3着 ディープインパクト
ディープインパクトは惜しかったが、完敗だった。
一番の敗因は位置取りだろう。
息の入らない展開で、
先行集団につけて、直線早めに抜け出すという形は、
今回のレースにおいては自殺行為だった。
もう少しスパートを我慢できていれば、結果も変わってきたかもしれない。
また、ディープインパクトはスタートがいいと逆に末が甘くなるので、
(有馬記念もそうだった)
出遅れ覚悟でゆっくり出た方がいいのだろう。
早く出てしまう時はレースパフォーマンスが下がる時なのかもしれない。
スタートまでそれがわからないというのが難儀だが、
ディープインパクトにも負けパターンがある、ということがわかったのが、
今回の収穫だろう。

ただ、レースで見せた強さはあった。
先行して粘ったのはディープインパクトだけだったし、
もう一度レイルリンクを差し返そうという、
(これまであまり見せる機会が無かった)根性も見せた。

個人的な感触とすれば、ステップを使ってレースに慣れ、
いくらか平常心に近づけてレースをすれば、
ディープインパクトには「勝ち」も十分見えるし、有り得ると感じた。


日本馬が凱旋門賞で勝つ条件としては3つあるように思う。

①春、もしくは夏から現地に滞在する
②ステップレースを使う
③3歳馬


①、②が必須だということがわかったのは今回最大の収穫。
③は菊花賞の価値が低下しないと、日本から挑戦する馬は出ないだろうが、
今回の凱旋門賞で最も感じたのが3歳馬が有利だという点。
11年間で9勝は偶然を超えている。

確実に「勝ち」には近づいてきている。
単に強い馬で挑戦すればいいのではなく、
それ以外にも必要と思われるファクターがわかってはきた。

そして、日本競馬全体で今回の失敗を共有して欲しいと思う。
ただ、池江厩舎単独の、武豊個人の反省で終わってしまっては、
もったいなさ過ぎる。

結局、今回の挑戦はまだ通過点だったいうことなのだろう。
来年どうなるかはまだ未定とのことだが、
チャンスがあれば今年の反省点を生かした上で
ディープインパクトには再挑戦してほしい。
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by daisuke-k-20 | 2006-10-07 09:50 | 2006古馬GⅠ戦線