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G+「地方競馬報道」について。そしてその感想。
台風で何も書くことが無いので、この間みた競馬に関するテレビ番組の感想を書きます。

放送されていた局は、CATVのG+という読売がやっているチャンネル。その中で、旬のニュースを解説するという番組があり、その時のテーマが「地方競馬」だった。
時間にして、およそ20分。内容は、高崎競馬の実情から、地方競馬に蔓延している今の状況、農水省の話、うまくいっている所の経営事情、など。
さすがに、このトピックに限定した番組だけあってよくできていたと思う。一番イタかったのは、聞き手の方の「公営ギャンブルに税金を使うというのは理解が得られませんよね。」
確かにそう思う。僕だって自分の税金がギャンブルに使われるのは納得できない。(まあ、「馬券」という税金は「自主的」に納めているけど、それとこれとは話が別)
あとは、番組中に地方競馬とJRAの売り上げのグラフが出てきた。問題はその中身。地方競馬は額も少ないし、確かに下がってはいたけど、それ以上に深刻だったのがJRA。ここ数年は、まさに右肩下がり。あのグラフだけで判断したら、地方よりよっぽど先行きが不安。これじゃあ、なかなか地方を救済するとも言えない訳が分かった。

ここ最近、この話題を扱うマスコミが増えてきたことは良いことだと思う。それだけ、多くの人の目に触れるし、そうなれば、少しずつでも状況が良くなっていくかもしれない。

そして、最後にこの状況を打開するためにはどうすれば良いか。これは競馬が「ギャンブル」としてではなく、「スポーツ」としての市民権を得ることが一番だと思う。遠回りだとは思うけれど、長い目でみれば効果が高いと思う。今は(今だけかもしれない)「ギャンブル」を表にしては残っていけない。「ギャンブル」をどう売るかの努力より、「スポーツ」としてどう魅せていくかを考えた方が、道は開けてくると思う。
by daisuke-k-20 | 2004-10-09 17:03 | 競馬
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