99年のダービーも98年と同じく3強対決に沸いた年。
その98年は3強と言えども、スペシャルウィークが多少抜け出ているという評価が大方を占めていたが、99年の3強は3頭ともほぼ同じ力を持っていると考えられていた。 1頭目は2冠牝馬ベガとサンデーサイレンスの仔、アドマイヤベガ。 (2番人気 3.9倍) 2頭目はサッカーボーイ譲りの栗毛馬、ナリタトップロード。 (1番人気 3.9倍) そして3頭目はクラシック追加登録の末、皐月賞を制したテイエムオペラオー。 (3番人気 4.2倍) アドマイヤベガの鞍上は前年ダービージョッキーに輝いた武豊。 対照的にナリタトップロード、テイエムオペラオーの鞍上は、若手の渡辺薫彦、和田竜二。 結果として、騎手の判断が勝敗を決することになった。 (あの重圧の中、2人は良く乗ったと僕は考えている) 99年の日本ダービーにおける勝負を決めた一瞬は… 「3強の4コーナーでの位置取り」 これが明暗を分けた。テイエムとナリタは進出を開始。しかし、アドマイヤベガはまだ中段。ようやく外に持ち出したところだった。この判断がゴール前で活きることになる。 このダービーは旧・東京競馬場のダービーレコードタイ2分25秒3を記録。 その後のテイエムオペラオーの活躍をみても、レベルの高いダービーと言えるのではないだろうか。 3強対決を地で行くゴール前の叩き合いは必見。
by daisuke-k-20
| 2005-05-24 10:09
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