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来年のクラシック直行便? 朝日杯FS&香港国際競走
きのう行われた朝日杯フューチュリティSはフサイチリシャールが粘りきって勝利。
父クロフネは初年度産駒からGⅠ馬を送り出した。

スーパー競馬解説陣がさかんに言っていたように、レースはスロー。
フサイチリシャールには展開も味方し、4コーナー先頭の仕掛けが早い競馬ながらも、
追うスーパーホーネットを退けた。
逃げない競馬も出来ると陣営は言っていたが、今回の走りを見る限り、「差す」競馬はできなさそうだ。スピードを活かして前につける、ストーミーカフェタイプだろうか。
この勝利でフサイチリシャールは完全にクラシック路線に乗った。
松田国厩舎だけに、ケガは怖いが、順調に行けば皐月賞は勝てそうだ。

2着は内田博鞍上のスーパーホーネット。ゴール前ではフサイチリシャールに肉薄したが、惜しくも敗れた。東京で33秒台の脚を繰り出していたように、実績馬ではあったが、今回は人気の盲点だった。距離延長はあまりよくない気がするが、こればかりは見てみないとわからない。
要注目の1頭だ。

3着にジャリスコライト。この馬の走りには少しばかりガッカリした。ショウナンタキオンのように後ろに位置していたわけでもなく、これといった敗因が見当たらない。
デザーモのコメントによれば、ずっとカリカリして走っていたということだが、
そんな素振りはここ2戦では見せていなかった。競馬に慣れてきたことで、新たな問題が発生しているのかも知れない。
実は「弱い」という可能性もあるが、もうしばらくは見捨てずに観察を続けていきたい。
藤沢厩舎だから、次走は青葉賞?

ショウナンタキオンはフサイチリシャールとは対照的に、スローに涙をのんだ。
もう少しペースが速くなれば巻き返しは十分ありそうだ。
皐月賞よりはダービー向きのタイプだろう。


さて、同日に行われた香港国際競走ではマイルでハットトリックが勝利し、ヴァーズでシックスセンスが2着に健闘した。最近は結果が出ていなかっただけに、ひと安心。
by daisuke-k-20 | 2005-12-12 15:01
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