勇者誕生! メイショウサムソン ~2006日本ダービー~
第73回日本ダービーを制したのは皐月賞馬メイショウサムソン。見事、2冠馬に輝いた。

1着 メイショウサムソン
皐月賞同様、完璧なレースぶり。
アドマイヤメインを先に行かせ、道中、自身は絶好の位置をキープ。
直線入り口でスパートを始めると、余裕を持ってアドマイヤメインを交わした。

メイショウサムソンはもちろん強いが、それ以外にも、
内枠を引いたり、有利な馬場状態になったり、実力を発揮させやすいペースになったりと、運の強さも持ち合わせている。
「最も運の強い馬が勝つ」ダービーにはふさわしい馬だ。

そして、ダービーを勝つには成長力も欠かせない。
メイショウサムソンはきさらぎ賞からスプリングSの間に大きく成長したようだ。
オペラハウス×ダンシングブレーヴの奥の深そうな血統だけに、
さらに成長を遂げる可能性もある。

3冠達成へ王手をかけたメイショウサムソン。
いい脚を長く使える特性と、折り合いへの自信は、
菊花賞に向けて大きな剣となるだろう。

2着 アドマイヤメイン

メイショウサムソンが皐月賞なら、アドマイヤメインは青葉賞を再現するようなレースだった。
もっと飛ばすかと思いきやタメ逃げをし、終始後ろとつかず離れずの位置取り。
最後はメイショウサムソンに競り負けてしまったが、力はある。久々の強い逃げ馬。

アドマイヤメインもきさらぎ賞から3月初旬の500万下の間で馬が変わった。
スローで逃げるとかえって良くない。これからも緊張感のあるレースをつくってくれそうだ。

3着 ドリームパスポート

この馬はフジキセキと単純に考えない方がいいのかもしれない。
道中は後方に位置していたが、直線スルスルと抜けてきて結局3着。

さすがに2400mになると「こなす」程度かもしれないが、
マイルから2000m路線ではこれからも堅実に走り続けそうな馬。

ステイゴールドの近親だけに、しばらく善戦が続きそうな気配。

4着 マルカシェンク
7着 アドマイヤムーン
10着 サクラメガワンダー
11着 フサイチジャンク
14着 ジャリスコライト
敗れた馬たちは、コース取りが明暗を分けた。
マルカシェンクは内にうまく潜り込み、脚を伸ばしたが届かず。
順調には来られなかったにも関わらずの4着は健闘。
復調してくればまだまだ見限れない。むしろこれからの馬だろう。

アドマイヤムーンはマルカシェンクと対照的に内に入れてもらえなかった。
武豊は外が伸びないと判断したのか、
何度も内を突こうとしたが、馬群にもまれ失敗。

サクラメガワンダーとフサイチジャンク、そしてジャリスコライトは外に出した。
例年のダービーならここが最も伸びるコース。
しかし、今年に限ってはそうはならなかった。
4コーナーから直線の入り口、そして最後の直線は内に入れるかどうかの勝負になり、
3頭は外目の枠ということもあり、内に入ることができなかった。

この5頭は秋初戦が試金石。このまま消えるか、復活を遂げるか。
秋に備えて、じっくり英気を養ってほしい。


今年の春クラシック戦線はこれで幕を閉じた。秋を楽しみにしつつも、
さっそく来年のダービー馬探しにもとりかかりたい。

第74回日本ダービーへの戦いはすでに始まっている。
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by daisuke-k-20 | 2006-05-29 00:27 | 2006クラシック戦線
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