人気ブログランキング | 話題のタグを見る
夏休み特別企画~競走馬総合研究所常磐支所(馬の温泉)を訪ねる~
28日土曜日に、福島県いわき市にある、馬の温泉を訪ねたので、その感想を書きます。

朝7時30分に到着。受付で、住所、氏名、人数を記入。ここで、色々なポスター発見。「なにか余っているものはありませんか?」と粘った結果、
最初に出てきたのは、
①3連単告知ポスター(さんまメインでバックが金色)
 「これかあ~(イマイチ)」のようなことを言うと、次に出てきたのは・・・
②今年のカレンダーの上部(馬の写真部分)
 デュランダル(03 スプリンターズS)
 シンボリクリスエス(03 天皇賞・秋)
 ザッツザプレンティ(03 菊花賞)
 タップダンスシチー(03 ジャパンカップ)
 
 これは、なかなかなコピーもついていて好感触。もう少し粘ると・・・
③蹄鉄(どの馬のものかはわからない)
実際に使用していたものだそうで、レア度はあるか。傷もついていて、使った感が感じられる一品。どうやって使うかは検討中。

「こんなのでいいの?」と、いかにも地元の人っぽい受付のおじさんに言われ、「これだけ頂ければ十分です。」と答えて場内へ。(ちなみに冬はポスターの余りなどがある確率が多いそうです。)

最初に見たのは、温泉施設のあたり。ちょっと広くなっている所で、3頭の馬がゆっくり周回していた。乗っているのは若そうな男の人で、調教風景で見られる上と下に2桁づつ数字があるゼッケンを着用していた。
次は、運動場のようなところ。2頭の馬が歩いていて、3~4周回ると、駆け足で周り始めた。どうやら軽く準備運動をしてからこちらに来るようで、入れ替わりで馬がやって来ていた。
ここで、何頭かの馬名が判明。「この馬はなんていうんですか?」と聞くと、トウキュウドリーム 牡 4歳という返事が。でも、今白状すると、この馬の名前を知らなかった。帰ってネットで調べると、実はここのプールチャンピオンらしい!
次は、スタッフの方が馬を持ってきてくれました。「トーアカゼノオー 牡 7歳です。一応オープンまでいったんですけどね。」と紹介を受けました。うん、こっちは聞き覚えのある名前。そのほかにも、ダイワオーランド 牡 5歳も見ることができた。
そして、次に向かったのは入り口付近にある小さい放牧場。ここに1頭の葦毛の馬が。スタッフの方から「ロングステップと言うんです。16歳の牝馬です。」と教えていただきました。「サクラユタカオーがお父さんで、東京競馬場で誘導馬をしていたんです。去年世田谷の馬事公苑からこっちに来たんです。」と飼葉をあげながらさらに教えてくれました。
そして、ここで話はヒシミラクルのことへ・・・。
こちらから「ミラクルはおととい帰ったんですよね?」と聞くと、「そうです。26日に帰りました。宝塚を勝った後、秋にタップの2着だった後にここに来たんです。あの馬はずるくてねぇ。
やっぱりそうだったのか。と内心思いつつ「どんな風にずるかったんですか?」と尋ねると、「普通の馬がプール1周するのに大体30秒ぐらいなんですけど、あの馬は50秒ぐらいかかるんです。余計なところに力を入れないんでしょうね。」とのこと。あの馬の脚質というか、レース運びは性格のせいなのでは?と感じた。
最後に、馬が温泉に入るところを見学。ここでもスタッフの方が馬を持ってきてくれました。例によって、「なんていう名前ですか?」と聞くと、「ファインモーションと同じ先生のところにいる、アイスクラーピウス 牡 3歳です。まだ未勝利なんですけど。」とのこと。伊藤雄厩舎にいるということは、良血?と思い後で調べたところ、父コロニアルフェアー母マプティットジョリィという、今年のPOGで人気になるも夭折してしまったエアディアギレフの兄と判明。弟の分も頑張ってほしいもの。ちなみに、この馬の顔に触れることができた。
帰る際に事務所の方にあいさつをして、見学終了。見学時間は約1時間。見学可能なスペースが広いとは言い難いものの、スタッフの方が積極的にあいさつしてくださったり、馬のことを教えていただけるので馬が好きな方にはお勧めです。また、大変静かなところで、馬もリラックスしているようでした。「ここは、競馬場やトレセンと違って、馬も穏やかな顔をしています。現役の競走馬にこれだけ近づくことができて、触れることもできる所は他にはなかなかないんじゃないですか。」とはスタッフの方の言葉。僕も今回それを体験。マナーを守った上で多くの方に行って見てほしいと思います。
サイトはこちら
馬の温泉だより

 


 
by daisuke-k-20 | 2004-08-29 19:58 | 競馬
<< 「後藤浩輝の“戯言”」を読んでみた グリーンチャンネル ホースマン... >>